FP看護師たにれそブログ

お金について学び自由な生き方を目指す

新NISA始まります!!

こんにちは!!FP看護師たにれそです。

明けましておめでとうございます。新年1発目のブログは2024年より始まった「新NISA」について話していきたいと思います。

「NISAって何?」「NISAって聞いたことあるけど新NISAとどう違うの?」「NISAに興味があるけどよく分からない」という人がいると思います。

 

 

 

では以上の点について説明していきましょう!!

♢NISAとは

まず、NISAとは投資で得られた利益が非課税になる制度です。

株式投資などによって利益を得ると税金が20.315%かかります。例えば、投資で100万円の利益が出たとしても手元には796,850円しか残りません。結構、悲しいですよね?しかし、NISA制度で投資を行うと税金がかからないので100万円の利益が得られたら丸々100万円が手元に残ります。なので、NISA制度を使わないともったいないのです。

♢NISAの種類

NISAには全部で2種類あります。それぞれ、1年間に投資できる金額や運用できる商品、利用できる人が異なります。

・つみたてNISA

つみたてNISAは2018年にスタートした制度です。2024年までは年間40万円までの投資で得られた利益を非課税にできていましたが新NISAでは年間120万円までに引き上げられています。つみたてNISAで投資できるのは、金融庁の一定の基準を満たした投資信託ETF(上場投資信託など長期間の積み立てと分散投資ができる商品のみです。つみたてNISAでは、自分で指定した金額が指定した日に自動的に引き落としになり、継続して積立投資が行われるので一度設定すればあとは自動でコツコツ積み立てていけるので忙しい方でも大丈夫です。また、投資タイミングを自分で判断すること必要もないので心理的な面でも楽な投資ということです。

投資において「長期投資」「積立投資」「分散投資を行うことが重要です。長期投資とは長い時間をかけて投資することです。短期間で相場をみると一時的な要因で大きく変動することがありますが長期間なら値動きがならされます。また、複利効果によってお金の貯まるスピードは増していくのです。積立投資は先程も申しましたが定期的にコツコツ投資することで高いときだけ買ったり、安いときに買わなかったりすることを防ぐことができます。そして、分散投資は値動きの異なる複数の資産に投資をすることでリスクを分散できます。金融庁20年間の長期・積立・分散投資の結果、平均4%のリターンが得られると試算しています。もちろん、必ず増えるとは断言はできませんが預金よりは増やせる可能性が高いということです。

以上よりつみたてNISAは資産形成に向いていると言われています。

たにれそ自身も実際につみたてNISAを行っていますが運用益を確認するのは多くて1か月に1回程度で特に不安も感じていません。忙しい看護師の方には特におすすめです。しかし、投資は自己責任ですのでよくお考え下さい。

・一般NISA

一般NISAはつみたてNISAよりできる投資の幅が広いのが特徴です。上場株式やREIT不動産投資信託にも投資することが可能です。2024年までは年間120万円までの利益に対して非課税にできていましたがこちらも新NISAでは年間240万円までに引き上げられています。

♢新NISAとの違い

NISAについて理解ができたところで、では、以前のNISAと新NISAとの違いについて説明していきましょう。

上記でも少し触れましたが非課税にできる額がつみたてNISA・一般NISAとも、増えました。しかし、非課税の額が増えただけではありません。以前まではつみたてNISAと一般NISAの併用ができなかったのが併用できるようになりました。また、非課税期間が無制限になったことで非課税保有限度額の大幅な拡大が実現され、投資家はより多くの資産を長期に渡って非課税というメリットを受けながら運用することができるようになりました。

※非課税保有限度額:NISA口座全体で保有する商品の金額の上限のこと

                                引用:トウシル

♢まとめ

・NISAとは利益が非課税になる制度

・長期間の投資に適応したつみたてNISAと幅広い投資ができる一般NISAの2種類がある。

・新NISAは以前のNISAより非課税にできる金額が多くなり、非課税期間が延長になった。また、つみたてNISAと一般NISAの併用が可能になった。

以上、新NISAについての解説でした。まずは、少額からでも投資を始めてみてはいかがでしょうか?

現在、超低金利時代で預貯金だけにお金を預けていても一向に増えません。お金を増やすにはお金に働いてもらう、つまり「投資」をする必要があります。しかし、日本人は金融知識が低く投資にはネガティブなイメージを持っているので正しい知識をつけていって欲しいと思っています。日本にはNISAの他にiDeCoなどの一般の人が無理なく投資できる制度もあるのでみなさんの資産形成に役立つ情報をこれからも発信していきたいと思います。